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現代社会学部 現代社会学科|先生の研究室はわたしたちの居場所

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現代社会学部 現代社会学科 花野裕康准教授の研究室

いくつもの顔を持つ先生
花野先生はいくつもの顔をもっています。理論社会学者であり、教育者であり、 J-POP/ROCK研究者であり、プロドラマーを目指す者であり、Tシャツのコレクターであり、SNSのヘビーユーザーでもあり。学生はそんな花野先生を慕っています。「先生、このバンド知ってます?」「今日のTシャツかわいいですね」「最近ちょっと悩んでて」。先生のもとには、いろいろな話題が持ち込まれます。
女子大で教えることになった当初、先生は自分に務まるか心配していたと言います。「しかし、学生たちと親しくなるにつれてわかってきたのは、みんな“女子学生”ではなく“学生”なんですよね。わたしの中の偏見を自覚した」と先生。「学生は教え子であると同時に、対等な存在である」というのが先生の持論。一部の学生とはSNSを通して相互フォローの関係でもあるそうです。
自分の興味から社会を考える
集まってくる学生たちもユニークです。研究対象はミュージカル、2.5次元、アイドル、K-POP、J-POPなど様々。入学前からこのゼミのことを知っていて、「わたしのやりたい勉強をするなら、花野ゼミでなくては」という学生もいます。ゼミ生たちはみんな、それぞれ自分の好きなことから、社会そのものにアプローチしています。
肩書きで態度を変えない
先生が社会学の研究を志したのは、自分自身が社会との距離感をうまくとれなかったから。「高校を中退してバンド活動をし、その後大学から大学院に進学。わたし自身は変わらないのに、学歴や大学名で明らかに態度を変える人たちがいて、いったい社会ってなんだろう」と先生は考えたと言います。
そんな先生を、学生は信用しています。「先生は、わたしたちのことを固定概念で見ません。若いことを理由に決めつけたりしないので、とても信頼できます」と帆足さん。
「わたしにとって授業は、いまの若い人たちがどんなことを考えているのかを知ることもできて、とてもおもしろいんですよ」と話す先生。花野ゼミは、研究室であると同時に、現代的なコミュニケーションを実践する場でもあるのかもしれません。
  • 忘れられないこの学科の思い出は?

    イエノコト株式会社 内定
    現代社会学部 現代社会学科4年
    増田 さん
    長崎県/島原高等学校出身

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    増田 さんの場合

    木造アパートをみんなでリノベーション!
    ワインショップも自分たちで運営

    現代社会学科はフィールドワークがとても盛ん。私は空き家活用プロジェクトに参加し、木造アパートのリノベーションを経験しました。改装後の部屋では、自分たちでワインショップを運営。交代で店に立ち、その収益で家賃や光熱費などを賄っています。活動内容を先生と論文にまとめたところ採用となり、学会で発表したのも忘れられない経験に。リノベーションの魅力にハマり、春からはリフォームを手がける会社で働きます。

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